太陽光発電施設の適正な設置に向け、静岡県静岡市は罰則を盛り込んだ条例を制定する方針を固めました。
静岡市は再生可能エネルギーへの転換を進めていますが、太陽光発電施設については森林の伐採や土砂の流出、景観への影響などが懸念されています。
このため市は発電施設を設置する際には防災や環境保全、景観に配慮し、設置後も適正に維持・管理していくことが重要だとして新たに条例を制定し管理していく方針を固めました。
市によりますと、虚偽の申請や報告に対する罰則も検討しているということです。
市は11月6日の環境審議会に条例の制定を諮問し答申を受けた上で、市議会6月定例会に提案する方針です。