恒例の「ちびっこくんち」が25日長崎市で開かれ、子供たちの熱演に大きな歓声が送られました。

街に響くシャギリの音。

25日、長崎市で開かれた「ちびっこくんち」です。

子供たちはメイン会場の湊公園へ向かう道をパレードし、途中、龍踊りを披露しました。

湊公園には会場を埋めるほどの見物人が集まる中、トップバッターを務めたのは大浦保育園の年長さんです。

歌舞伎の演目の1つ「藤娘」や「長崎の四季」などをかわいらしく演じました。

中には2025年の長崎くんちにも出演した園児も。

中島 翔さん(賑町でくんちに出演)
「自分も根曳として今回出ていたので7年後に出るというならまた一緒に出たい」「ずっとくんちを好きでいてほしいな」

中島 颯くん(5)
「(7年後長崎くんち)に出たい」

こちらはコミカルな演技が見どころの「オランダ万才」。
 
「ちびっこくんち」では長崎北保育園が毎年披露していて、2025年1月から始まった稽古では花柳流の指導のもと、指の先にまで意識をして美しい所作を目指しました。

才蔵 池田裕翔くん(4)年中
Qどれぐらい練習しましたか?
「いっぱい」

万歳 井村勇斗くん(5)年中
「楽しかった」

「ちびっこくんち」は1990年の長崎旅博覧会で誕生し、将来は長崎くんちの担い手にとの思いで続いてきました。

2025年は市内の保育園など4つの園の約250人の園児が龍踊やコッコデショなど7つの演目を披露しました。

諏訪幼稚園の川船の「網打ち」では、見事、魚を一網打尽にしました。

姉 恵茉さん(9)
「かっこよくて誰よりも頑張っていた」「100点満点」

網打ち船頭 浦川真奈さん(6)
「嬉しい」

本家「長崎くんち」も顔負けの演技で、集まった人たちを魅了しました。

テレビ長崎
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