2025年7月に就航したばかりの日本最大級のクルーズ船「飛鳥III」が、境港に初寄港しました。
10月27日、境港に姿をあらわした「飛鳥III」。
全長230メートル、総トン数は5万2200トン、最大740人が乗船できる豪華客船です。
横浜港発着の「日本一周クルーズ」の途中で境港に初めて寄港。
真新しい巨大な船体を一目見ようと、多くの見物客が訪れました。
女性:
国際信号旗旗でする『ようこそUW1でようこそ』新しい船できれいで是非乗ってみたいと思っているんですけど、きょう見たいと思って朝から来ました。
ラグジュアリーな船内は、用途に応じた6つのレストランを配置。
エンターテインメントとして、柱がない設計が特徴の約360席のシアターやカジノが楽しめる部屋が用意されています。
芸術作品も随所に配置されていて、鳥取出身の人間国宝・前田昭博さんの白磁も展示されています。
境港市・伊達市長:
飛鳥II、飛鳥、この二隻は境港市民になじみが深くて、新しい「III」が寄港を積み重ねるうちに、市民に親しみがどんどん上がってくると思っています。
飛鳥IIIの乗船客は、松江城や足立美術館など島根県東部のツアーを楽しんだあと、さきほど午後5時に次の寄港地に向けて出発しました。