秋の高校野球四国大会です。香川の英明が10月25日の準決勝で高知の明徳義塾を破り、2026年春のセンバツ出場へ大きく前進しました。
愛媛県松山市で行われた秋の高校野球四国大会。四国のセンバツ出場枠「2枠」をかけて香川の英明は準決勝で高知の明徳義塾と対戦しました。
先制したのは英明。3回表、ランナー2塁1塁の場面で2番・太田がショートゴロに打ち取られますが、相手の送球エラーの間に2塁ランナーがホームイン、1点を先制します。
投げては最速140キロ台の左腕、2年の冨岡が好投を続け相手にチャンスを作らせません。しかし、雨による中断明けの6回、名門・明徳義塾打線につかまります。フォアボールとヒットで満塁のピンチを迎えると、犠牲フライを許し、同点に追いつかれます。
その後は冨岡の粘りのピッチングで相手に点を与えず最終回へ。英明は3塁までランナーを進め、打席には3番・松本。サードへの鋭い当たりで決勝点を挙げ、英明が2対1で明徳義塾に勝利しました。
英明は翌日の決勝でも徳島の阿南光を下し、四国大会で3年ぶり3回目の優勝を果たしました。
(英明2年 冨岡琥希投手)
「ストライク中心で攻めていけるように心がけた。粘り強いピッチングができたので そこは自分にとって良かった」
(英明2年 池田隼人主将)
「1点差のゲームを勝ち切るということを練習してきたので、その1点差のゲームを粘り強く勝ち切ることができてうれしい」
一方、四国大会初出場の藤井は準決勝で阿南光にタイブレークの末6対5で敗れています。
また中国大会では岡山の倉敷商業が広島商業を5対4で下し、準決勝に進出しています。
 
     
       
         
         
        