10月27日の日本付近は西高東低の冬型の気圧配置となっています。
山陰地方も上空の寒気に伴う雨雲が点在していて、晴れていても所々で雨が降る晩秋から初冬ならではの天気となっています。
28日の朝にかけては、上空1500メートル付近で0℃以下の寒気が、山陰から北陸、東北付近ににまで南下すると予想されています。
【画像:気象庁HP 28日午前3時~6時の天気分布予報】
このため、北海道は日本海側で雨が降り、夜は雪に変わる見込みです。
東北も日本海側は雨や雷雨となる予想です。
また北陸や山陰も曇りや雨になる見込みです。
北陸の標高の高い所ではみぞれや雪が降る可能性があります。
山陰地方の山地の一部でも雨または雪が予想されていて、大山や氷ノ山などで初冠雪の便りが届くかもしれません。
気温も下がり、最低気温は平野部でも10℃前後と初冬のような寒さになる見込みです。
(気象予報士・山根収)