宮崎県串間市で、地元中学生が地域の未来について議会形式で提言する「くしま未来会議」が開かれました。
10月24日に串間市に提言をしたのは、串間中学校の3年生129人です。
生徒たちは教育・医療・まちづくりなどをテーマに5つのグループに分かれ、串間市の未来について話し合い提言としてまとめました。
24日は生徒が議長も務め、議会の一般質問形式で市長など市の執行部に対しモニターを使いながら5グループがそれぞれの考えを説明しました。
執行部も生徒たちの提言に対して助言や評価をしました。
(教育グループ)
「僕たちは宅習を廃止しタブレットやワークを活用した家庭学習を提案します。こうすることで学習意欲の向上にもつながります」
(医療グループ)
「自然の中でリラックスしながらリハビリができる施設や温泉と健康づくりを組み合わせた医療観光など、串間だからできる医療福祉がきっとあると思います」
生徒たちは、執行部からの助言などを受けて修正した提言を、今後市民に示していくことにしています。