10月24日、新潟市中央区の北越高校で行われた『拉致問題啓発セミナー』。
拉致被害者の曽我ひとみさんがいまだ帰国を果たせていない母・ミヨシさんへの思いを語りました。
【曽我ひとみさん】
「母を含む拉致被害者の救出のため、この先のたったの一日も待てないと訴え続けてきた」
親子の再会に焦りがにじむ中、23日、高市首相と就任後初めて面会した曽我さん。
【曽我ひとみさん】
「(母は今)自分のことが自分できるのだろうかと、毎日、毎日、心配でたまりません。最後の決断をするのは総理だと思うので、どうかよろしくお願いしますというような(話をした)」
再会を願う曽我さんの切実な思いは若い世代にも届いています。
【生徒】
「拉致問題を風化させないように、私自身も署名活動をしたり、高校生は発信力があるので、高校生にしかできない発信力を生かしたい」
生徒たちは自分に何ができるかを考え、一刻も早い拉致問題の解決を願っていました。