ベトナム国籍の女性(当時32)の全身を棒状の物で殴打するなどしたとして、女性の同僚の女2人などベトナム国籍の男女3人が傷害の疑いで逮捕されました。

 ベトナム国籍の自称アルバイト従業員などの男女3人(24歳女・27歳女・37歳男)は2025年6月15日午後5時25分ごろ、北海道伊達市末永町の住宅街の路上で、女性の全身を棒状の物で殴打するなどした疑いが持たれています。

 警察によりますと、6月15日午後5時50分ごろ、目撃者からの通報で現場に駆け付けた消防から警察に連絡がありました。

 消防が駆け付けたとき、女性は1人で、3人は逃げていました。

 女性は病院に搬送されましたが、全身打撲と右腕を骨折する重傷で入院。全治2カ月でした。

 女性の証言と目撃者の情報などから3人の関与が浮上。容疑が固まった10月24日、逃走先の栃木県足利市にある共同住宅で3人を逮捕しました。

 事件当時、女2人と被害に遭った女性は同僚で、伊達市内の漁業関係とみられる工場で働く技能実習生でした。男は24歳女の友人でした。

 3人は「私のやったことです」などと容疑を認めています。

 警察は3人の動機や事件の経緯を詳しく調べています。

北海道文化放送
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