香川県警は、大規模イベントなどで警備にあたる警察官が身に着ける小型カメラ、「ウェアラブルカメラ」を試験導入することになりました。
10月31日から香川県警で導入される「ウェアラブルカメラ」です。事件や事故の証拠保全などを目的に警察庁が全国13の都道府県で試験的に導入していて、香川県警では、イベントなどの警備で1台が活用されます。
カメラは、警察官の頭部に装着し、リアルタイムで撮影した映像を警察署などの指揮本部に送り、適切な人員配置などに役立てられるということです。
撮影中は、ランプを点灯させたり腕章を着用したりして、撮影していることが周囲に分かるようにするほか、撮影したデータは、1週間後に自動消去される仕組みです。
ウェアラブルカメラは、10月31日に高松市のあなぶきアリーナ香川で行われるハロウィーンイベントで運用を開始し、効果や課題を検証しながら2026年8月末まで活用されるということです。