兵庫県の電子マネー「はばタンPay+子育て応援枠」の情報漏洩問題で、システム障害の原因が明らかになりました。県は今月27日の申し込み再開を目指しています。
兵庫県が発行する電子マネー「はばタンPay+子育て応援枠」で発生した情報漏洩問題で県は、システム障害の原因を「保管情報の違う2つのサーバーの連携に不具合があったこと」だったと結論づけました。
兵庫県によると、システムは正しく申請手続きができた情報を保管するサーバーと、無効な申請のエラー情報を保管するサーバーの2つがあります。
この2つのサーバーの連携に問題があり、エラーの出た申請者に別人の情報が紐づいたURL情報を表示していたということです。
そして、このサーバー連携の不具合による情報漏洩の可能性がある申請は最大で17件。このうち問い合わせのあった6件はURLのクリックによる漏洩が既に確認されていて、残りの11件は調査中ですが、兵庫県はこの17人の申請者に対して電話やメールで謝罪し報告しているということです。
今回の問題について兵庫県は申し込みの期限を延長するなどの対策を検討していて、申し込みの再開は今月27日を目指すということです。