海に捨てられるゴミについて子供たちに関心を持ってもらおうと、大阪湾で大掃除が行われました。
岸和田市の市街地からすぐ近く、豊かな漁場として知られる大阪湾。
この場所で、子供たちに、海のゴミ問題を身近に考えてもらおうと、海中清掃の体験会が開かれました。
【主催者】「捨てられたゴミがどんどん流れて海のほうにやってきます。さぁきょうはどんなゴミが出てくるのか...」
■ショッピングカートや道路の側溝のフタまで…
海の中には至るところにゴミが。なかには、年季の入ったガラケーや…負けた腹いせでしょうか。競輪の「車券」も束になったまま沈んでいます。
海の中のごみゴミの隙間には、魚たちの姿も。
ショッピングカートや道路の側溝のフタまで。どれも本来、海の中にはないものばかり。
【参加者】「これ1番長いんちゃう?きょう来たゴミで」
陸揚げされたのは、鉄パイプ。さらに、こんなものまで!
【参加した子供】「バイクがゴミになっている」
(Qどない思う?)
【ゴミを運ぶ子供】「んー、あかんな!」
バイクを引き上げると、オイルが漏れて海面は汚れていました。
■回収されたゴミは、合わせて450キロにも
この日、回収されたゴミは、合わせて450キロに上りました。
【参加者】「びっくりしたし、こんなにゴミがあると思わなかった」
【参加者】「捨てたら自分に必ず返ってくるからあんまり捨てないようにしたい」
身近に広がる私たちの海。その海を守るため、子どもたちの意識にも変化が生まれていました。
(関西テレビ「newsランナー」2025年10月24日放送)