(店主)
「いらっしゃいませ~。焼きたてあったか~い焼き芋はいかがでしょうか」
寒くなると恋しくなるものといえば、アツアツの“焼き芋”。
客「子どもたちが大好き、まる芋が」
店主「3本で1200円」
山形市の焼き芋専門店・まる芋にはお昼ごろ、アツアツを求めて客が続々とやってきた。
(客)
「寒くなってきたので、こういう日に温かい焼き芋を食べるのはいい。(Q.焼き芋を買うのは?)今年はじめて。これから会社に戻って会社の人とみんなで食べる」
「寒い。温かいもの食べたくなる。娘と3人で食べる」
この店では、朝晩の冷え込みが強まった今週から客が増えてきたという。
(まる芋・阿部憲伸店長)
「やっとおイモシーズンになった。猛暑があってかなり最近まで暑かった。焼き芋が売れ始める時期は気温と連動しているので、1カ月ぐらい売れ始めるのが遅いと感じる」
じっくりと時間をかけて焼いた焼き芋が人気のまる芋。
2025年から県内産のサツマイモも扱いはじめ、今は甘くてしっとりした食感が特徴の“紅はるか”を焼きたてで販売している。
(リポート)
「焼きたてアツアツの焼き芋です。外まで蜜が出てきていますよ。きれいな黄色。しっとり、ねっとり、ほどよくほくほく感もあってとてもおいしいです。甘い! アツアツで、身も心も温まります」
(まる芋・阿部憲伸店長)
「吐く息が白くなるぐらいになるとお客もどんどん来る。ほっこりした小さな幸せ、あったかい焼き芋で幸せな気持ちになってほしい」
需要が一気に高まる12月ごろになると、ほくほく系の品種も楽しめるようになるという。