23日に行われたプロ野球ドラフト会議。石川県ゆかりの選手は2人が指名されました。その喜びの声をお伝えします。

23日、都内で行われたプロ野球ドラフト会議。

今年は育成を含む116人が指名され多くのドラマが生まれました。その中、県勢で最初に呼ばれたのが…。

「第2巡選択希望選手 阪神谷端将伍 内野手 日本大学」

白山市出身の谷端将伍選手が今年リーグ優勝を果たした阪神タイガースから2位で指名を受けました。

谷端選手は身長178センチ、体重80キロの内野手。星稜中・高を経て現在は日本大学でプレーしています。

持ち味は、広角に打てる長打とここ一番の勝負強さ。今年のドラフトで13人が指名された東都リーグでベストナインに3回、首位打者に2回輝いています。谷端選手はドラフト会議の直前、石川テレビの取材に率直な思いを話してくれていました。

谷端将伍選手:
「ワクワク1割、ドキドキ9割です。周りの同級生だったり後輩たちがすごく応援してくれて「プロになってほしい」って毎日のように言われるんでその同級生や後輩のためにも指名されて全員で喜びたいと思っています。」

そしてその瞬間はやってきます。

指名の瞬間:
「わー!」

言葉通り仲間たちと喜びを爆発させた谷端選手。

その思いは…。

谷端選手:
「まずはほっとした気持ちとスタートラインに立ったという気持ちです。」

阪神のホームは高校野球の聖地・甲子園。新型コロナの影響もあり立つことのできなかったこの場所で今度はプロ野球選手としてプレーすることになります。

谷端選手:
「高校生の頃は甲子園球場でプレーできていないのでプレーしたいって気持ちです。1年目は開幕1軍で新人王を獲るのが目標で長く野球をしたいので2000本安打を目標に頑張っていきます。泥臭く一生懸命頑張りますので応援よろしくお願いします。」

そして指名された選手はもう一人…。

「第2巡選択希望選手 東北楽天 大坪梓恩外野手 石川ミリオンスターズ」

石川ミリオンスターズの大坪梓恩選手が楽天から育成2位で指名されました。

大坪選手は身長190センチ、体重110キロの巨体から放たれるパワーが持ち味のスラッガー。今シーズンは8ホームランをマークしリーグのホームラン王に輝きました。ドラフト会議開始からおよそ2時間半での指名に大坪選手は…。

大坪選手:
「すごくドキドキでちょっと息苦しかったです。」

NPBでは育成選手からのスタートとなる大坪選手。まずは支配下登録が目標となります。

大坪選手:
「加入2年目でこうやって指名されるような選手になれて本当に石川ミリオンスターズに入ってよかったと思いますし一日でも早く育成から支配下に上がれるように頑張っていきたいと思います。1シーズンで(ホームランを)40本くらい打てるような選手になりたいです」

石川テレビ
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