若狭地方の冬の伝承料理「にしんの寿し」の出荷が、24日から小浜市内のJAで始まりました。
若狭地方の正月の伝承料理として昔から親しまれている「にしんの寿し」。小浜市にあるJA福井県の加工センターでは、今年も10月上旬から漬け込み作業が始まり、24日から出荷がスタートしました。
調味料は塩とみりんのみで、自家製のこうじと合わせて2週間じっくり漬けんで熟成させます。自然の甘みやうまみがあり、出来は上々ということです。
加工センターでは「また食べたくなる飽きのこない味が特徴、これからますます寒くなりおいしくなるのでたくさん食べてほしい」と話しています。
出荷は3月初めまで続き、JA福井県の農産物直売所などで販売されます。