天皇ご一家は、戦後80年にあたり、東京大空襲の犠牲者をまつる東京都慰霊堂を初めて訪問されました。
23日午後2時ごろ、天皇皇后両陛下は長女の愛子さまとともに、東京・墨田区の東京都慰霊堂に到着されました。
慰霊堂は80年前の1945年3月、約10万人が亡くなった東京大空襲や関東大震災の犠牲者がまつられていて、今回初めて訪問したご一家は白い花束を手向けて深く拝礼し、犠牲者の冥福を祈られました。
またご一家は、遺族に「どなたを亡くされましたか」などと声をかけ、戦後の苦労に寄り添われました。
戦後80年にあたり、両陛下の慰霊の行事に愛子さまが同行されるのは、沖縄・長崎に次いで3回目です。