八百万の神々が出雲に集まる「神在月」にちなみ、縁結びの社として知られる松江市の八重垣神社で、近くの結婚式場に供える水をくみあげる「お水取りの儀」が営まれました。
出雲神話の舞台の一つ、松江市の八重垣神社。
ヤマタノオロチを退治したスサノオノミコトが、ここで稲田姫と結ばれたと伝えられる縁結びの「聖地」です。
「お水取りの儀」は、神々が出雲に集まる「神在月」にちなんで営まれ、10月23日は、恋占いで知られる境内の「鏡の池」から宮司がくみ上げた神聖な水が、隣接する結婚式場まで運ばれ、神殿に注がれました。
グランラセーレ八重垣支配人・間所正典さん:
ドラマの影響で、おかげさまで観光客の方はすごく増えているように感じています。こちらの結婚式場もそこにあやかりたいと思っています。
八重垣神社では、9月から放送が始まった小泉八雲と妻・セツをモデルにしたドラマのロケ地になったことから参拝者が増加しているということで、式場では「縁結びの聖地」にあやかって、さらに良縁を結んでいきたいとしています。