愛知県豊山町の名古屋飛行場で23日、航空機からの出火を想定した訓練が行われました。
訓練には県営名古屋空港の職員や警察・消防・医療機関などから342人が参加しました。
着陸の際にエンジントラブルが発生した想定で、火災に見立てた発煙筒から赤い炎が上がると、一斉に放水が行われました。
多くの乗客がいる航空機の大規模な事故や火災は、多数の死傷者が出る恐れがあり、容体を見ながら治療の優先順位をつける「トリアージ」も行い、緊急度に応じてテントに振り分けるなど、初動対応を確認しました。
愛知県都市・交通局空港長の内田久さん:
「万が一、航空機事故等が起きた時に、普段からどうするかしっかり頭に入れて、迅速に対応できるように」