北海道千歳市にある陸上自衛隊東千歳駐屯地は10月23日、大砲などを扱う第7特科連隊に所属する陸士長(25)が試験中にカンニングを行ったことから、減給1月(俸給月額の30分の1)の懲戒処分としたことを公表しました。
東千歳駐屯地によりますと、2023年1月24日、東千歳駐屯地で行われた課程教育の課目試験(筆記試験)で、陸士長がカンニングを行ったところを試験監督が確認しました。
その後、調査や手続きを経て、東千歳駐屯地は2025年10月23日付で減給1月(30分の1)の懲戒処分としました。
東千歳駐屯地によりますと、隊員は深く反省しているということで、第7特科連隊の連隊長の西崎心一等陸佐は「今回の事案を深刻に受け止め、今後は隊員指導の徹底を図り、より精強で健全な部隊の育成に邁進して参ります」とコメントしています。