国立病院機構は富山市内の病院に勤務する40代の女性看護師を入院患者にドライヤーでやけどを負わせる「身体的虐待」で15日間の停職処分にしました。

虐待事案が認められたのは富山市の国立病院機構富山病院です。

発表によりますと、今年7月にこの病院に勤める40代の女性看護師が、入院患者が寝ている間に濡れた衣服をドライヤーで乾かそうとしたところ、中程度のやけどを負わせたということです。

女性看護師は病院側の調査に対し、ドライヤーを使用したのは10秒程度だったと説明し、「寝ている患者を起こすのが忍びなかった」と話しているということです。
県はこの事案を身体的虐待と認定し、これを受け国立病院機構は女性看護師を15日間の停職処分としています。