北朝鮮メディアは、ミサイル総局が22日に極超音速ミサイルの試験発射を行い成功したと報じました。
朝鮮中央通信は23日、ミサイル総局が22日に重要兵器システムの試験を行い、平壌(ピョンヤン)から発射された極超音速ミサイル2発が目標地点に命中したと報じました。
公開された写真ではミサイルとみられるとがった物体が着弾し、その後、黒煙が上がる様子などが映し出されています。
ミサイルは10月10日の軍事パレードに登場した短距離弾道ミサイル「火星11マ」の可能性が高いとみられます。
北朝鮮によるミサイル発射は5月以来約5カ月ぶりで、10月末から韓国で開かれるAPEC首脳会議を前に軍事力を誇示し、存在感を高める狙いがあるとみられます。