北陸を中心とした企業や大学などが最新の技術や製品を展示する「北陸技術交流テクノフェア」が福井市の県産業会館で始まりました。
     
北陸技術交流テクノフェアは、福井商工会議所を中心とした実行委員会が毎年開いています。開幕日の23日は八木誠一郎会頭らがテープカットして開幕を祝いました。
  
北陸新幹線の開業効果もあり、長野や群馬など沿線地域からの出展者が2年連続で増加。36回目を迎えた今回は過去最多の209社が出展しています。
       
特別企画展のテーマの一つは、心身ともに健康で幸福な状況を目指す「ウェルビーイング」で、関連する8社の技術が展示されています。
 
原渕由布奈アナウンサー:
「会場では、さまざまな最新技術を体験することができますが、中でも注目は、万博で展示されていた健康タイムマシン。問診に答えて座ると、将来の病気リスクがわかるというものです」
  
そして、もう一つのテーマは温室効果ガス排出ゼロを目指すカーボンニュートラル。再生可能エネルギーの最新技術では、一見、ガラスのように見える透明な太陽光電池が展示されています。
  
そのほか、県内の企業や大学が取り組んでいる超小型人工衛星が撮影した地上写真が紹介されたり、県内企業が手掛ける最新のロボットなど、人手不足を解消するための製品が展示されたりしています。
  
北陸技術交流テクノフェアは24日まで開かれ、24日は旭化成の小堀秀毅会長が記念講演を行います。

福井テレビ
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