2026年に向けた話題です。倉敷市では、10月23日朝、2026年の干支「午」をモチーフにした陶器の窯出しが行われました。
窯の中から取り出されるのは、お香を入れる「香合」と呼ばれる陶器です。柔らかさを感じる丸い体の馬ですが、よく見ると隆々とした筋肉も表現されています。
倉敷市羽島の天神窯では、毎年この時期になると、陶芸家の岡本篤さんが次の年の干支をテーマに香合を作っています。完成した馬の香合は、高さ約8センチで、野生の馬が周囲を見ている様子をイメージしたということです。
(天神窯 岡本篤さん)
「りんとして立っている馬の姿が浮かんでくる。うまくできたと思う一人一人がみんな違う馬を感じるからその中から自分に合うものを選んでもらえれば」
香合は約200個作っていて、24から3日間、天神窯のアトリエで展示・販売されます。