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プレスリリース配信元:有限会社新未来設計

賃料値上げ経験・家賃交渉経験から見える入居者の“本音”

多くの賃貸生活者にとって、数年に一度訪れる「契約更新」は、単なる事務手続き以上の意味を持ちます。
それは、住み慣れた場所での生活を続けるか、それとも新たな環境を求めるか、自身の生活と経済状況を照らし合わせる重要なターニングポイントです。
今回のアンケートでは、実際に1回以上の契約更新を経験した200名の方にご協力いただき、そのリアルな意識と行動を徹底調査しました。
Q1. 性別
1回以上の契約更新を経験した200名に協力を頂きました。
回答者の性別は男性61%・女性39%で、比較的男性が多く、賃貸契約の意思決定を主導する層が中心です。
Q2. 年齢層


年代別では30代(45%)と40代(30%)が7割を占め、働き盛りの世代の生活実態を反映。


回答者の基本属性:年齢・性別

Q3. 居住地域(上位県のみ抜粋)

居住地域は首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)で36%を占め、愛知・大阪・兵庫・福岡といった大都市圏が続きました。
賃貸市場の中心が、やはり都市部であることが改めて示されています。

Q4. 賃貸物件を探すとき、どのように探しましたか?(複数回答可)

Q5. ネットで検索した人が利用した賃貸情報サイト


ネットで検索した人が利用した賃貸情報サイト

ネット検索で最も多く利用されていたのは、圧倒的に「SUUMO(約85%)」。
次いで「HOME’S(32%)」「atHome(23%)」が続き、これら3大サイトが主要な賃貸検索プラットフォームとして定着していることが分かります。
「その他」としては「Instagram」「TikTok」「地元の管理会社サイト」などの回答も見られ、近年はSNSを初期の情報源として活用する層も増えています

現在住んでいる物件の契約更新回数
現在住んでいる物件の契約更新は、これまでに何回行いましたか?

Q7. 「2年ごとの契約更新」制度への意見
「2年ごとに契約更新」という仕組み自体、どう思いますか?

半数以上の約55%が「面倒だと思う」と回答しており、更新手続きに対する負担感が強く表れました。
一方で「妥当だと思う(26%)」と肯定的に捉える声も4人に1人程度存在し、制度そのものを受け入れている層も一定数います。

Q8. 直近更新時の家賃値上げ通告の有無
直近の更新時に「家賃が上がる」と通告されましたか?




およそ7割が「家賃据え置き」で、値上げを経験した人は3割弱にとどまりました。
そのうち約3分の1は交渉によって値上げを回避または軽減
できており、交渉の余地が一定程度存在することが分かります。
Q9. 提示された家賃値上げ幅
賃料値上げの提示はどのくらいでしたか?


「1,000円未満」が圧倒的多数を占め、実質的な値上げ幅は極めて小さい傾向です。
1万円を超える大幅な値上げは見られず、全体的に「小幅調整」が主流
となっています。
オーナー側も市場相場や入居継続率を重視し、慎重な改定を行っている様子がうかがえます。
*都心限定でのアンケート場合は、大きく変わると考えれます。

Q10. 契約更新時の家賃交渉経験
過去に契約更新の際、管理会社や大家さんと賃料交渉をしたことはありますか?


契約更新時の家賃交渉経験

更新時の特典ニーズ(Q11)
更新時に“特典”や“サービス”があれば、今後も住み続けたいと思いますか?

「契約更新時に特典があれば、今後も住み続けたいと思うか?」という質問では、
「家賃割引があれば住み続けたい」61.5%がダントツ。
次いで「設備の無料メンテナンス(21.5%)」が続きました。
一方、「ギフト券などの特典」は5.5%にとどまり、
入居者は一時的な金券よりも日常の生活負担を軽減できる実質的メリットを重視していることが明確になりました。
「特に特典は不要(11.5%)」と回答した人もおり、
“安心感”や“立地”といった住環境そのものへの満足度も契約継続の重要要素であることが示されています。

まとめ
今回のアンケート調査では、賃貸契約更新を1回以上経験した200名の入居者を対象に、契約更新の実態や意識を多角的に分析しました。
📊 調査概要
調査対象:賃貸契約を1回以上更新した全国の入居者200名
実施期間:2025年10月21日
設問数:11問

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