高市首相が国会で行う所信表明演説の日程を巡り、与野党の調整が難航しています。
野党の8党派は22日午前、ガソリン税の暫定税率を廃止する法案について、来週中の成立を目指すことで一致し、自民党・日本維新の会の国会対策委員長との会談で要求しました。
これに対し、与党側は、成立後の混乱を避けるためには丁寧な議論が必要だとの考えを伝えました。
自民・梶山国対委員長:
法案だけ成立しても現場が追いつかないのでは、実施できないことになる。
与党側は外交日程も踏まえ、高市首相の所信表明演説を24日に行うことを提案していますが、ガソリン減税を巡り与野党で折り合えなかったことから、演説の日程も合意に至りませんでした。
午後も自民党と立憲民主党の間で協議が続けられています。