高市首相は就任直後から、アメリカのトランプ大統領の来日など重要な外交日程がめじろ押しですが、どう向き合うのでしょうか。
国会記者会館からフジテレビ政治部・高橋洵記者が中継でお伝えします。
就任翌日に北朝鮮がミサイルを発射するという幕開けの中、高市首相は「世界の真ん中で咲き誇る日本」という安倍元首相のフレーズで決意を示しました。
高市首相は22日朝、北朝鮮のミサイル発射の一報を受け、予定を早めて官邸に入り、その後、外交への意欲を語りました。
高市首相:
世界の中で、真ん中で咲き誇る日本外交、これを取り戻すために首脳の皆さまとの親交も深め、日本が何をやりたい国なのかしっかりと発信をしてまいりたい。
高市首相は、26日からマレーシアで開かれるASEANの会議に出席し、帰国してすぐ、来日するトランプ大統領との日米首脳会談に臨みます。
さらにその後、韓国でのAPEC首脳会議にも出席し、韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領との会談を行い、中国の習近平国家主席との会談も模索したい考えです。
また、23日に北朝鮮による拉致被害者家族とも面会する意向です。
「すべては国家・国民のため」と語った高市首相が、こうした場でどんな発信するか重要な見せ場となりそうです。