愛知県は、県がんセンターで研究を始め、2025年のノーベル賞受賞が決まった坂口志文大阪大特任教授に、県の学術顕彰を贈ると発表しました。
坂口さんは1977年に愛知県がんセンターの研究生となり、今回の受賞の対象となった「制御性T細胞」の発見につながる研究を始めました。
大村愛知県知事:
「愛知県で研究活動の基盤を形成され、ノーベル生理学・医学賞の受賞という最高の栄誉に結実したことは、愛知県民の大きな誇りであり、次代を担う若者に大きな勇気を与えてくれました」
県はこれまで、地元ゆかりのノーベル賞受賞者9人に学術顕彰を贈っていて、坂口さんの顕彰式は12月のノーベル賞授賞式以降に調整するということです。