初夏に100万本ものトビシマカンゾウが咲き誇ることで知られる新潟県佐渡市の大野亀。
その美しい光景を守るために、この時期、毎年行われているのが草刈り作業です。
【両津建設業組合 菊池光浩 組合長】
「今のうちから草刈りをして、良い花を満開にしたいと思ってやっている」
地元の建築会社などが住民と協力しながら作業に汗を流していました。
きれいになった大野亀を背景に記念撮影をするのは、相棒のサルとの旅行を楽しむ千葉県の男性。
【訪れた人(千葉から)】
「景色がだいぶ変わった。草のあるときと、また違って」
この場所が来年、トビシマカンゾウの黄色で染まることを願って、地域の人たちによる保護・増殖のための取り組みは続きます。