新総理が就任会見に臨みました。
女性初の首相として21日夜、歴史的な船出をした高市新内閣。
高市早苗新首相:
第104代内閣総理大臣に任命されました、高市早苗でございます。国家国民のため結果を出していく。強い日本をつくるため、絶対に諦めない。そう決意をしている。この内閣は決断と前進の内閣。
午後10時から行われた就任会見で、内閣の目指す姿をこう表現した高市新首相。
その新しい内閣の顔触れは、初入閣が10人、女性閣僚は2人で、財務相に自身の推薦人を務めた片山さつき氏(66)、経済安保相と外国人政策担当相に同じく推薦人の小野田紀美氏(42)を起用しました。
片山さつき新財務相:
経済成長戦略で日本経済を強くする、これが一丁目一番地。これができなければ、この内閣の一番の眼目は進まないので、命懸けで頑張る。
また、自民党総裁選を戦った茂木敏充氏(70)を外務相に、小泉進次郎氏(44)は防衛相に、林芳正氏(64)を総務相に起用しました。
小泉進次郎新防衛相:
日本を取り巻く安全保障環境は最も戦後複雑で厳しい状況にある中で、自らの重責を認識した上で、国民の皆さんに安心していただける仕事をしていきたい。
政権運営の重点政策について、高市首相は「初閣議において経済対策の策定を指示する。国民の皆さんが直面している物価高への対策をしっかりと講じていく。ガソリンの暫定税率は速やかに廃止する考え。103万円の壁も引き上げていく。トランプ大統領と早期にお会いして、日米関係をさらなる高みに引き上げていく。日本の国益を守るため、世界の真ん中で咲き誇る日本外交を取り戻す。初日から全速力、トップスピードで、閣僚の皆さんにはそれぞれの分野で任務を果たしていただく。経済対策最優先で取り組ませてください。今すぐに解散どうのこうのと言っている暇はございません」と述べました。