1995年に起きた米兵による少女暴行事件に抗議する県民大会が開催されてから、21日で30年です。
米軍関係者による事件事故について玉城知事は「軍の体質は変わっていない」と指摘しています。
30年前の1995年の10月21日に開催された県民大会では、米兵による少女暴行事件に8万5000人が怒りの声を上げました。
大会では日米地位協定の改定や米軍基地の整理縮小などを求める決議が採択され、普天間基地の返還合意につながりました。
一方、米軍関係者による事件事故はいまだ後を絶ちません。
玉城知事:
30年を振り返るということになると、米側も様々な努力はしていただいていると思いますが、軍隊の体質そのものはあまり変わってるという風には見えないというのが県民の感覚なんじゃないかなと思うんです
玉城知事は「犯罪を防ぐための制度が浸透していないのではないか」と指摘し検証が必要との考えを示しました。