優れた芸術家に贈られる「第36回高松宮殿下記念世界文化賞」の受賞が決まったアーティスト5人の会見が行われました。
日本美術協会主催の会見には、絵画部門で画家のピーター・ドイグさん(66)、彫刻部門でパフォーマンス・アートの先駆者、マリーナ・アブラモヴィッチさん(78)、建築部門のエドゥアルド・ソウト・デ・モウラさん(73)、音楽部門でピアニストのアンドラーシュ・シフさん(71)、演劇・映像部門のアンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケルさん(65)が出席し、受賞の喜びを語りました。
演劇・映像部門のアンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケルさん:
私のような者がこの賞を受け取ることを心から光栄に思います。
国際顧問のアメリカのヒラリー・クリントン元国務長官は、芸術への思いを「世界中の多くの国や地域の分断が進む中、芸術はかつてないほど重要になっています」と述べました。
授賞式典は22日、東京都内で行われます。