国立病院機構九州グループは、入院患者への身体的な虐待を行ったとして、合志市にある菊池病院の40代の男性看護師を20日付で停職2カ月の懲戒処分としました。
国立病院機構九州グループによりますと、この看護師はことし7月、病室に入る際、
鉄製のドアの向こうに患者が横たわっていたにもかかわらずドアを押し開け続けたことにより、患者がドアと壁に挟まれ左足の指に全治約3週間のけがを負ったということです。
病院の聞き取りに看護師は「衝動的にやった」と話しているということです。
国立病院機構九州グループは「心よりおわび申し上げる。虐待防止、予防対策の
さらなる徹底を図り、信頼回復に向け真摯に取り組む」とコメントしています。