えびす様が約40年ぶりに商店街に帰ってきました。熊本市中央区の子飼商店街で
20日から『えびす祭り』が始まりました。
庶民の台所として愛され、昭和の香りが漂う子飼商店街。
今から80年以上前に商店街で祀られ親しまれていたえびす様がありました。
しかし、様々な理由で約40年前、近くの小旛八幡宮に奉納されることになり、
その後、商店街に戻ることはありませんでした。
こうした中、20日から始まった『子飼えびす祭り』。
小旛八幡宮の祠から取り出されたえびす様は人力車に乗せられ約500メートル離れた子飼商店街に向けて出発しました。
途中のスクランブル交差点も渡って無事、到着したえびす様。各店舗前では、商売繁盛のお祓いが行われました。
【子飼商店街振興組合 中川原 堅一郎 理事長】
「みんなさんで力を合わせて、子飼商店街が一つになって、〈ここからまた繁栄していくんだ〉という思いを一つに込めて一歩一歩歩いていったという感じですね」
約40年ぶりに帰ってきたえびす様。20日から10日間、特別セールにあわせ
商店街を見守ります。