残り5試合を切ったサッカーJ1リーグの話題です。先週時点の順位表です。
ファジアーノ岡山は勝ち点41の12位で、J2降格圏の18位との勝ち点差は10となっています。ファジアーノが勝って下の2チームが負けた場合、勝ち点差が13に伸びて、残り4試合で降格圏に落ちることがなくなりJ1残留が確定します。
◆若き日本代表・佐藤龍之介が躍動
10月18日はホームでセレッソ大阪との一戦。J1残留を決めることができるか、ファジアーノが誇る若き日本代表が躍動しました。
南米チリで行われたU-20ワールドカップ帰りの若き日本代表・佐藤龍之介(19)。18日の試合ではファジアーノで5試合ぶりの先発出場です。
味方のオウンゴールがあり、1点ビハインドで迎えた前半32分、左サイドでパスを受けるとドリブルで切り込みシュート。自身が得意とするプレーで今シーズン6点目を挙げると木山監督も世界で躍動する19歳の成長を感じていました。
(ファジアーノ岡山 木山隆之監督(53))
「(佐藤について)決められるシュートを枠に沈める。きょうはぶち抜いた。将来世界で戦う人のクオリティ」
◆守護神・ブローダーセンが一発退場…佐藤フル出場で奮闘も「J1残留」はお預け
しかしファジアーノは後半、守護神・スベンド ブローダーセンが一発レッドカードで退場し、数的不利な状態に。佐藤も攻守で奮闘しますが、相手に決勝点を奪われ、ファジアーノは2対1で敗れました。J1残留はお預けです。
(ファジアーノ岡山 佐藤龍之介選手)
「(Q;ゴールシーンを振り返って)良いコースが見えて落ち着いて流し込んだ。残留のことは意識せず、一つ一つの試合を絶対に勝つということにフォーカスしたい」
10月25日は佐藤の古巣・FC東京とのアウェーゲームです。佐藤は契約上出場できずファジアーノは攻守の軸を欠いた状態で次の試合に挑みます。
◆J3・カマタマーレ讃岐はホームで北九州に敗れ19位
一方、J3のカマタマーレ讃岐は19日、ホームで北九州に4対1で敗れました。順位は19位のままです。