北陸3県の知事が懇談会のために七尾市内に集まりました。3人そろって体験したのはのと鉄道の震災語り部観光列車です。
懇談会を前に穴水町に集まった富山県の新田知事、福井県の杉本知事、そして馳知事。懇談会を行う七尾市までのと鉄道の震災語り部観光列車に乗って移動しました。車内では語り部の宮下左文さんがトンネル内のイルミネーションや窓から見える能登の絶景スポットなどを紹介しました。
宮下さんが語る復旧途上の市や町の現状に3県の知事たちは耳を傾けていました。
七尾市内に到着した一行。馳知事は北陸3県を訪れる旅行客を増やすため、去年も実施した北陸と東北を大宮での乗り換えなしに繋ぐ団体向けの臨時列車を運行することを提案しました。
馳知事:
石川県としては被災地間の交流を増やして復興の後押しにもつながるのでは
富山と福井両県知事はこれに賛同し、来年度中の実現を目指すことで一致しました。また石川や富山の液状化対策についても3県で連携して財政的な支援や技術的な支援の充実を国に要望する方針を固めました。