岡山市では10月20日、2026年度に保育所や放課後児童クラブに入ることを希望する人の受け付けが始まりました。保育所は空きがある一方、放課後児童クラブは引き続き待機児童が生まれる見通しです。
(佐藤理子アナウンサー)
「岡山市役所1階には保育利用申請ができる臨時窓口が設置されている。朝から入園を希望する子供を連れた保護者が続々と訪れ書類を提出している」
2024年度に続き、認可保育園や認定こども園などに入れない待機児童がゼロとなっている岡山市。2026年度も申し込みは横ばいで、一部の施設に希望が集中する場合がありますが、全体の定員には空きがあるということです。
(申し込みに来た人は…)
「無事に入れたらいい」
「上の子も通っていた所があるので、そこが第一希望で入れたらいい」
受け付けは11月6日までとなっています。
一方、放課後児童クラブも、待機児童ゼロを掲げていますが、厳しい状況が続いています。2025年5月時点で待機児童は53人と、2024年より約8割、減りました。
しかし共働き世帯が多くを占める中、施設の利便性に対する理解が広がり、2026年度の申し込みは増加する見通しです。
(岡山市地域子育て支援課 平松佐也佳副主査)
「人材の確保や施設の新設、民間事業者の設置の促進などでさらに受け皿を拡大する見込み。早めに申請をお願いしたい」
こちらの受け付けは11月19日までとなっています。