女子サッカー。なでしこリーグ2部の吉備国際大学シャルム岡山高梁は、10月18日にホームで1部との入れ替え戦への出場がかかったリーグ最終戦に臨みました。
1部との入れ替え戦に出場できる2位との勝ち点差は2。勝利が絶対条件の4位のシャルムは、18日の今治とのリーグ最終戦、序盤から猛攻をしかけます。
前半14分、こぼれ球をフォワードの三浦春菜が押し込み先制点を奪います。すると、その5分後、ディフェンスの裏に抜け出したのは西村留亜がゴールを決めます。西村はこれでリーグ得点ランキングトップの16点目。後半も追加点を挙げたシャルムは今治を相手に3対1と快勝し、勝ち点3を手にしました。
しかし、同じ日の試合で2位の出雲が勝利し勝ち点差は埋まらず。シャルムはリーグ3位で今シーズンを終え、1部昇格の夢は持ち越しとなりました。
(吉備国際大学シャルム岡山高梁 西村留亜選手)
「自分自身昨年は9得点の結果でそれを超えるのを目標に(していた。)1部昇格の目標が得点につながった」
「1部に上がることでもっとたくさんの人にシャルムを知ってもらえると思うので(来シーズンは)頑張って1部に上がりたい」
(吉備国際大学シャルム岡山高梁 太田真司監督)
「昇格争いに絡めるということが確信に変わった成果・得点力は自信になったので来シーズンはぜひ昇格に向けて突き進みたい」