晩年を沼津で過ごした歌人・若山牧水の功績を後世に伝えようと牧水祭が開かれました。
生誕140年を迎えた若山牧水は宮崎県出身の歌人で、千本松原の景観に魅せられて沼津に移り住み晩年を過ごしました。
10月19日は若山牧水記念館の館長でもある孫の三郎さんが酒を歌碑にささげ、牧水をテーマとした舞踊などが披露されました。
牧水の孫・若山三郎さん:
今の世の中はあまり良いこともなく、殺伐とした感じがする。その中にヒューマニティというか人間性あふれる牧水をたぶん、いまの若い人たちにも受け入れられるのではないか
恒例となっている芝酒盛も開かれ、訪れた人は松林の中で酒を酌み交わし牧水をしのんでいました。