県内で大規模な地震が発生したことを想定した防災訓練が19日行われ、県や消防、警察などあわせて97団体が参加して救助などの手順を確認しました。
訓練は沖縄本島で震度6強の地震が発生し建物の倒壊や土砂災害などの被害が出たという想定で県内の14市町村で実施されました。
このうち那覇市立体育館の周辺では土砂崩れに巻き込まれ住宅や車に取り残された人を消防や警察、自衛隊などが救助し医師がトリアージを行うまでの一連の手順を確認しました。
また那覇市の識名トンネルでは地震の揺れにより多重事故と火災が発生した想定で消火活動をしながらけが人を助け出す訓練が行われました。
視察した玉城知事は実効性のある充実した訓練を実施して今後も災害に強い地域づくりを目指すと述べました。