長野県須坂市の動物園で3月に生まれたイヌワシの子が、独り立ちの時期を迎えました。新居は、園内に完成した新しい獣舎です。
10月18日、新獣舎の前で完成披露のセレモニーが行われました。来園者が見守るなか、テープカットが行われると…
ニホンイヌワシの「竜胆(りんどう)」が獣舎の中に放鳥されました。
真新しい獣舎に戸惑いながらあっちへこっちへ。周りをキョロキョロ見回します。
7年越しの繁殖が成功し、今年3月に誕生してから半年余りー。獣舎も手狭になり、
親元を離れ引っ越しです。
公募で命名した女性:
「立派に独り立ちして広い獣舎でのびのび過ごしてほしい」
新しい獣舎は鉄骨造りで高さ8.5メートル。3700万円余りの建設費は全額クラウドファンディングで寄せられました。近々、DNA検査で性別も判明する予定で、ニホンイヌワシの新獣舎は動物園の新たな人気スポットになりそうです。