実業団の女子駅伝日本一を決めるクイーンズ駅伝の予選会、プリンセス駅伝が
10月19日に福岡県で行われます。天満屋女子陸上競技部は若手メンバー中心で
34年連続の本選出場を目指します。

福岡県宗像市などを舞台に6区間42.195キロで争うプリンセス駅伝。
上位16チームが本選のクイーンズ駅伝の出場権を獲得します。

34年連続の本選出場に向け天満屋は10月14日に練習を公開、
ケガを抱える選手を除く6人の部員全員で臨みます。

(天満屋女子陸上競技部 山口衛里監督)
「6人全員でギリギリだが、 一人一人が確実につないでいけば 結果は出ると
 思っている。ベストな状態で当日を迎えたい」

出場メンバ―の最年長はフルマラソンの日本記録保持者、前田穂南選手(29)。 
ケガからの復帰後初のフルマラソンとなったベルリンマラソンからは約1カ月と
期間が短く、疲労も残りますが、持ち味の粘り強い走りでチームを引っ張ります。

(天満屋女子陸上競技部 前田穂南選手)
「(福岡は)気象条件でタイムが変わるコースという印象。
 個々の力をしっかり出し切って チーム一丸となって勝負していきたい」

前田選手と同じくチームを引っ張るのが吉薗栞選手(26)。入社3年目ながら
ハーフマラソン大会などで実績を重ねていて、駅伝ではエースとしての走りが
期待されます。

(天満屋女子陸上競技部 吉薗栞選手)
「(前半で)良い流れを作ることが自分の役割。今の自分の力を出し切って、
 クイーンズ駅伝につながる走りをしたい」

プリンセス駅伝では2025年に入社した2人の新人選手が天満屋での
駅伝デビューを果たします。

鳥取県出身の政田愛梨選手(23)と、ユニクロから移籍してきた
鹿児島県出身の平島美来選手(25)です。

(天満屋女子陸上競技部 政田愛梨選手)
「楽しんで走りたいというのが一番。出来るだけチームに勢いをつける
 走りがしたい」

(天満屋女子陸上競技部 平島美来選手)
「ユニホームがピンク色で、自分が一番好きな色。天満屋という名前に恥じない
 走りをしたい」

チームの力を結集して挑むプリンセス駅伝は
10月19日午後0時10分スタートです。

岡山放送
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