猛暑に強く、収穫量に優れたコメの新しい品種「にじのきらめき」の試食会が10月17日、総社市で開かれました。
(長尾龍希アナウンサー)
「岡山でもデビューしたお米の新しい品種「にじのきらめき」の試食会が行われています。では、いただきます!ふっくらしていて少し粘り気があって甘味が強くてとってもおいしいです。何杯でも食べたくなりますね」
総社市にあるJA晴れの国岡山の直売所で開かれた試食会。「にじのきらめき」は2018年に国の研究機関が開発したコメの新しい品種で、岡山県では2023年に試験栽培が始まりました。2025年は約700ヘクタールで栽培され、JAが本格的な普及に乗り出しています。
(訪れた人は…)
「甘くて柔らかくておいしい」
「甘みがある」
「おいしい」
甘みとうまみのバランスはもちろん、注目されるのは高温への耐性です。従来の品種はここ数年の記録的な猛暑の影響で品質の低下が見られる一方、「にじのきらめき」は長い葉が茂るため、穂への直射日光が少なくなり、品質の低下を防ぐことができるということです。
(JA晴れの国岡山 内藤敏男組合長)
「高温耐性のコメの品種でナンバーワンではないかと思う。色んな食べ方があるが、白むすびで食べてもらうことでうまみが一番分かる」
JA晴れの国岡山は今後、生産者と連携して「にじのきらめき」の産地化を進めていきたいとしています。