長野市の老舗みそ店で秋の蔵開きが行われています。イベントの目玉は、みその「30秒間盛り放題」。原料のコメの高騰でみその値段も上がるなか、多くの人が挑戦していました。
善光寺門前の老舗みそ店「すや亀」。10月17日と10月18日の2日間、恒例の「秋の蔵出し祭」が行われています。
ひときわ人気だったのが―。
スタッフ:
「よーい、スタート」
制限時間30秒の「みそ盛りチャレンジ」です。
参加費は1500円。「米こうじみそ」は通常1キロ907円で販売していて、1.7キロ以上盛ればお買い得になります。
スタッフ:
「2.1キロですね」
挑戦した客:
「たくさん取れて、もっと取りたかったけど楽しかったです。満足です」
国内で生産されるみそは大豆に米麹を加えて作る「米みそ」が多く、コメの価格高騰で、みその価格も上昇しています。
「すや亀」も6月に10%ほどの値上げを行いました。
物価高騰の中、お得にみそが手に入るとあって、多くの人が挑戦していました。
3.6キロ盛った客:
「お買い得なんで、4キロ5キロは欲しかったですね」
2.9キロ盛った客:
「楽しかった。大丈夫ですよ、これだけ盛れれば」
すや亀・青木茂太さん:
「たくさん持っていかれる方に関しては、赤字だな、というのはありますけど、それ以上に日頃お世話になっていますので、感謝の気持ちを込めて」
イベントは10月18日まで開かれています。