アメリカで警察犬が、スパイのように天井から降下訓練を行う様子がカメラに捉えられた。人が立ち入れない場所への潜入を想定したものだが、警察犬は見事に着地するも座り込んでしまった。
一方、日本でもスパイ顔負けの動きを見せるレッサーパンダが注目を集めている。

天井から潜入!スパイ顔負けの警察犬訓練

アメリカ・ワイオミング州のとある施設の薄暗い部屋で撮影されたのは、スパイ映画さながら、天井から内部に潜入した「犬」の姿だ。

吊り上げられた状態で降下していく警察犬(Cheyenne Police Department)
吊り上げられた状態で降下していく警察犬(Cheyenne Police Department)
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これはスパイ犬ではなく、アメリカの警察犬だった。犯罪捜査や災害救助など、人が入り込めない場所に入る訓練を行っていたのだ。

この日の訓練では着地に成功して、ミッション開始かと思いきや、座り込んでしまった。

上を見つめて「指示待ち」をしていた警察犬(Cheyenne Police Department)
上を見つめて「指示待ち」をしていた警察犬(Cheyenne Police Department)

警察犬は“早く上げてくれ”と言わんばかりに視線を送ると、ミッション終了となってしまった。まだまだ訓練が足りない?ようだ。

日本でも発見!レッサーパンダの“スパイ”!?

一方、日本にも“スパイ顔負け”のある動物がいた。

横浜・八景島シーパラダイスの投稿とネイくん
横浜・八景島シーパラダイスの投稿とネイくん

横浜・八景島シーパラダイスがSNSに投稿していたのは、「極秘任務は運動神経抜群の諜報員ネイに任せて」という内容だ。“諜報員”というのは、同施設いにるレッサーパンダのネイくん(7)ことだ。

窓からすごい体制でのぞいていたネイくん(横浜・八景島シーパラダイス)
窓からすごい体制でのぞいていたネイくん(横浜・八景島シーパラダイス)

ネイくんは人間の頭ほどある高さの窓から、顔をのぞかせていた。どうやっているのかというと、ドアノブに前脚をかけて“ジャンプ”し、窓枠にツメをひっかけてしがみついていたのだ。

まさにスパイさながらのアクションだが、一体、窓から何を“偵察”していたのか。

横浜・八景島シーパラダイスの飼育員・大坪裕美さんによれば、「私たちの行動・様子をすごく探るように見てくる。『何してるのかな?ごはんの時間かな?』と期待をこめてのぞいてくる」という。

リンゴを食べるネイくん(横浜・八景島シーパラダイス)
リンゴを食べるネイくん(横浜・八景島シーパラダイス)

ネイくんはリンゴが大好物の食いしん坊だ。特技はエサが来るタイミングをいち早く察知することで、まさにスパイにうってつけのようだ。
(「イット!」 10月16日放送より)

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