アメリカのトランプ政権は日本時間14日午後1時1分、輸入木材に追加の関税10%、ソファや食器棚など一部の家具に25%を発動しました。
日本とEU=ヨーロッパ連合は関税交渉での合意に基づき、15%の上限が適用されます。
トランプ政権は日本時間14日午後1時1分輸入木材に10%、洗面台や食器棚、そしていすやソファなどの布張りの木材製品に25%の追加関税を発動しました。
ホワイトハウスは日本とEU=ヨーロッパ連合に対しては交渉に基づき「関税率は15%を超えないようにする」と説明しています。
日本の2024年の対米木材輸出額は56億円で、丸太や木材チップは無税でしたが、今後は10%の関税が課せられることになります。
トランプ大統領は海外から輸入されている木材製品の現在の量が「国家安全保障を損なう恐れがある」と主張しています。
一方、アメリカとの関税交渉で合意できなかった国については来年1月1日から布張りの木材製品に30%、食器棚や洗面台には50%を課すとしていて、さらなる関税の引き上げを警告しています。