香川県内では2025年に入ってSNSを通じた投資・ロマンス詐欺が増加しています。被害の総額は16億円を超え、恋愛感情を抱かせて投資に誘導する手口などが目立っています。
香川県警によりますと2025年に入り、9月末までに認知されたSNSを通じた投資・ロマンス詐欺は233件と、2024年の同じ時期と比べ40件増えました。
被害額は約8600万円減ったものの約16億1400万円に上っています。被害額の9割以上が投資に関する手口によるもので、約15億3200万円に上っています。
中でもSNSでのやりとりを通じ相手を信じ込ませたり、恋愛感情を抱かせたりして投資に誘導する手口が多かったということです。
警察は、投資への関心が高まっていることなどが深刻な被害につながっているとみてSNSで知り合った人からのもうけ話は詐欺を疑うことや、著名人に成りすました広告などに注意するよう呼びかけています。