香川県の池田知事と高松市の大西市長によるトップ会談が10月16日、高松市で開かれました。中心市街地の活性化や四国新幹線の導入、防災対策などの共通する重要課題について意見を交わしました。
知事と高松市長によるトップ会談は2007年から毎年開かれ、今回が23回目になります。会談では高松市中心部のサンポート周辺から商店街、中央公園にかけて夜間にライトアップを行う「光の回廊」構想を共有したほか、このエリアの人の流れをさらに加速させるため、JR高松駅と商店街を結ぶ直通バスを運行させる計画も示されました。
また、四国新幹線の早期導入に向けて協力して国に訴えかけることや、南海トラフ大地震に備えて避難所の環境整備に一丸となって取り組むことなどを確認しました。
(香川県 池田豊人知事)
「県の責任者である私と、県庁所在地・高松市の責任者である市長が意見交換し、方向性を1つにして高松市の方向性を共有するのが大きな意義」
(高松市 大西秀人市長)
「対面で知事と市長が話をして方向性を打ち出す。重要事業をスピードを持って前に進める意味でも大きな意味がある」
このほか、2026年3月に初めて開催されるかがわマラソンについても意見を交わし、ボランティアの募集や大会のPRに協力して取り組むことになりました。