核なき世界を願い制作された巨大壁画が、広島空港でお披露目されました。
広島空港に登場したのは、200平方メートルを超える壁画。
この壁画は友好提携を結ぶ広島とメキシコが、核なき世界の実現に向けたメッセージを発信しようと、制作されたものです。
壁画には核廃絶を訴え続けた被爆者の姿のほか、広島とメキシコ両国のノーベル平和賞受賞者に対する敬意が込められています。
15日の完成披露式には、壁画を手がけたメキシコ人のアーティストのほか、平和な世界の実現を願い活動を続ける被爆者やその遺族も出席しました。
【県被団協 箕牧 智之 理事長】
「初めて見たときはやっぱり感激しましたよ。(壁画は)100年持つよ。私たち被爆者がこんな体になってもこの絵はずっと生き続けるなと」