日本三名園の1つ、岡山市の岡山後楽園ではこの時期の風物詩、「松のこも巻き」が行われました。

「松のこも巻き」はマツケムシなどからマツの葉を守るために行うもので、冬の寒い時期に幼虫をワラで編んだこもにおびき寄せる昔ながらの害虫駆除の手法です。

岡山後楽園ではこの時期の風物詩となっていて、10月15日は作業員13人が午前9時半から園内のマツの幹にこもを巻いていきました。

(訪れた人は…)
「すごいなと思う。きれいなところ興味深い作業」
「季節を先取りできる行事なので毎年くる」
「10日ほど先の(気温を)見ると21度ぐらいに下がる予定なので、やはり冬は近くまで来ているんだなと思い ワクワクして見にきた」

15日は園内約240本のマツにこもを巻き付ける予定で、2026年2月中旬にこもの中で冬を越した害虫を駆除する「松のこも焼き」が行われます。

岡山放送
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