福島県の窓口の一部で、10月14日から手数料をキャッシュレス決済で支払えるようになった。

キャッシュレス決済への対応を始めたのは、県北地方振興局や福島北警察署など県内10の機関。納税証明や自動車保管場所証明など34種類の手数料が対象で、クレジットカードや交通系の電子マネー、コード決済で支払うことができるようになった。
これまでは収入証紙での納付が求められていたが、キャッシュレス決済の導入によって、窓口のワンストップ化やペーパーレス化が期待されている。

納税証明書の交付を受けた女性は「収入証紙をわざわざ買いに行かなくてもいいので、それは便利かなと思いました」と話す。
福島県出納局・出納総務課の鈴木淳課長は「皆さんが求められてたんだなっていうことで、ますますサービスの方を拡大していかなきゃならないなという風には感じています」と話した。

県内で収入証紙による納付が求められるのは、約220の窓口で230種類ほどあり、福島県は今後キャッシュレス決済の導入を拡大していく考え。

福島テレビ
福島テレビ

福島の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。