アメリカのトランプ大統領は、中国がアメリカ産の大豆を購入しないのは敵対的だとして報復措置を検討する考えを示しました。

トランプ大統領は14日自身のSNSで「中国が意図的にアメリカの大豆を購入しないのは経済的敵対行為だ」と投稿しました。

そのうえで「報復措置として、中国から食用油などの輸入停止を検討している。食用油は自国で容易に生産可能で、中国から購入する必要はない」と明かしました。

トランプ大統領は9日に記者団に対し、今度の中国・習近平国家主席との会談で大豆が議題の一つになるとの考えを示していました。

トランプ大統領:大豆は今後ますます取引が拡大していくと思う。習主席も私と話し合いたい事項があり、私も彼と話し合いたい事項がある。大豆問題もその一つだ。

中国はこれまでアメリカ産の大豆の最大の輸入国でしたが貿易摩擦が激化した今年5月以降、輸入を停止しています。

(フジテレビ国際取材部)

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